『デューン:アウェイクニング』を手掛けるFuncomは、今週末に控えた大規模ベータテストに向けて、ローンチ時の膨大なプレイヤー数に対処できる体制を整えたと発表。サーバーインフラ計画と熱狂的なファンが期待できる内容を詳しく紹介する。
デューン:アウェイクニング プレローンチ最新情報
Funcomのサーバーインフラ準備完了
6月の正式リリースを控えた『デューン:アウェイクニング』について、開発元のFuncomは初回クローズドβ後のコミュニティ懸念を受け、5月7日のSteamアップデートで堅牢なマルチプレイヤー構築とサーバー管理ソリューションを詳細に説明した。
プレイヤーはまず「ワールド」単位で構成されたネットワークからホームサーバーを選択。各ワールドは少なくとも20の相互接続されたサーバーで構成され、同一ワールド内ならサーバーを跨いだプレイヤー間交流が可能となる。
開発チームはピーク時の接続待ち発生を認めつつも、スケーラブルなインフラを強調:「ローンチ時点で数百のワールド(計数千サーバー)を用意」。人気サーバーでのキャラクター作成を動的に制限するシステムは、クローズドβテストで過密防止の有効性を実証済みだ。
Funcomは「ハッガ盆地サーバーの同時接続上限は40名」としつつも、「登録プレイヤー数百名規模の日次的な人口変動に対応する動的システム」を採用することを明言。プライベートサーバー機能はリリース後実装予定である。
大規模ベータ週末の詳細
正式リリース前に、Funcomは5月9~12日のベータ週間で重要な負荷試験を実施。参加希望者はSteamのウィッシュリスト登録・公式サイト登録・5月10日開催のグローバルLANパーティーでのコード入手でアクセス可能。
ベータ版では序盤~中盤コンテンツを含む約20~25時間のゲームプレイを体験可能:
- CHOAM建築要素
- ハッガ盆地南部の探索
- ヴァーミリウス峡谷エリア
- サンドバイクの使用
- 初期戦闘メカニクス
- 第1幕ストーリーコンテンツ
進捗データは正式版に引き継がれないため、2025年6月10日のPC版フルリリース(コンソール版は後日)時に改めて開始可能。アラキスに新たな住人が訪れる最新情報にご期待ください。